いらっしゃいませ、賃鯛屋です。
「渋谷で一人暮らしがしたいけど、何から始めればいいのか分からない…」
そんな不安を抱えている方へ向けて、現役の賃貸営業マン いわば賃貸のプロが渋谷での一人暮らしの基本をていねいに解説します。
この記事では、物件探しの時期や初期費用、内見のチェックポイント、実際の住み心地までを、現場経験にもとづいてリアルにまとめました。
渋谷は、交通アクセスも生活利便性もトップクラス。だけど、家賃や環境面など、住む前に知っておくべき注意点もあります。
この記事を読めば、渋谷での一人暮らしがグッと現実的に、かつスムーズに進められます。
理想の住まいと新生活をスタートさせるために、ぜひ最初の一歩として参考にしてください!
渋谷で一人暮らしする前に知っておきたい基本情報

- 渋谷の家賃相場(ワンルーム〜1K)
- 渋谷駅周辺 vs 初台・幡ヶ谷・笹塚などの穴場スポット
- 物件探しにおすすめの時期(引越しシーズンと穴場時期)
- 初期費用の目安(敷金・礼金・仲介手数料・引越し代・家具家電)
- 女性の一人暮らしで気をつけたい治安や街灯の多さ、駅からの距離
● 渋谷の家賃相場とエリア比較
渋谷といえば「高そう」「騒がしそう」というイメージを持たれがちですが、エリアを少し広げてみると、意外と選択肢は広がります。
たとえば、渋谷駅から徒歩圏内のワンルームや1Kの相場は約12万円~15万円前後。駅近の利便性が魅力ですが、当然その分家賃は上がります。
しかし、徒歩圏内を少し外した「幡ヶ谷・笹塚・初台」などは、渋谷へのアクセスを保ちつつ、8〜10万円前後の家賃帯で探すことも可能です。
また初台は新宿が徒歩圏内で文化施設や緑もあり、上品で静かな街 笹塚、幡ヶ谷は新宿まで電車で5分圏内、商店街やスーパーが多く暮らしやすいです
✔ ポイント:家賃相場だけでなく、生活のしやすさや治安も加味してエリア選びを!
● 物件探しにおすすめの時期
一般的に、**1月〜3月は「繁忙期」**と呼ばれ、引っ越し需要が最も高まります。転勤・就職・進学などにより、新しい物件が大量に出回る時期です。
一方で、物件の回転も早いため、「いい物件を見つけたらすぐ申し込み」が鉄則。内見予約をしている間に埋まってしまうケースもあるので、スピード勝負になります。
逆に、5月〜7月や10月〜11月は「閑散期」とされ、物件数はやや減るものの、繁忙期と比べれば競争が少なくじっくり選びたい方にはおすすめのシーズンです。ただ渋谷は例外 全国で一番と言って良いほどスピード勝負のエリアで閑散期でもすぐに埋まります。「いい物件を見つけたらすぐ申し込み」は一年中意識しましょう。
● 初期費用の目安と内訳
賃貸契約にかかる初期費用は、家賃の5〜6ヶ月分が目安といわれます。
たとえば、月10万円の物件に住む場合、およそ50〜60万円前後が必要です。
内訳の例はこちら:
- 敷金(1ヶ月)
- 礼金(1ヶ月)
- 仲介手数料(1ヶ月)
- 前家賃(1ヶ月)
- 火災保険料(1.5〜2万円)
- 保証会社加入料(家賃の50〜100%)
さらに、家具・家電を新しくそろえるなら10〜20万円程度を追加で見積もっておくと安心。冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・ベッド・カーテンなど、一通りそろえるとそれなりの金額になります。
節約ポイント:中古品やネット通販(Amazon・楽天)を活用すれば、費用をグッと抑えられます
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● 渋谷の治安と住環境
女性や初めての一人暮らしでは、夜の雰囲気や治安が特に気になるところ。
渋谷駅周辺は人通りが多く明るいため、防犯面では安心感がありますが、クラブ街・飲み屋街は避けたほうが無難です。
「代々木上原」や「初台」などの住宅地エリアは、街灯も多く、駅からの道も明るめで夜道も安心。コンビニやスーパーも点在しており、静かで住みやすい環境が整っています。
「駅から近いけど落ち着いて暮らしたい」人には、駅徒歩7〜10分以内の落ち着いた住宅街がおすすめです。
渋谷で一人暮らしを始めるステップと内見のコツ

①:希望条件を整理する
物件探しを始める前に、まずは自分の優先順位をはっきりさせましょう。以下のような項目をリスト化して、
「絶対に譲れない条件」と「できれば叶えたい条件」に分けてみるのがおすすめです。
- 家賃の上限
- 駅からの距離(徒歩〇分以内)
- 間取り(ワンルーム/1Kなど)
- バストイレ別
- 築年数
- 南向き/角部屋/ペット可 など
希望をすべて叶えるのは難しいため、「ここだけは妥協できない!」というラインを明確にすることで、スムーズに探せます。
②:ポータルサイトで物件を探す
条件がまとまったら、SUUMO・HOME’S・アットホームなどの賃貸ポータルサイトで相場を確認してみましょう。
気になる物件が見つかったら、間取り図・写真・管理会社名も忘れずにチェック。すぐに連絡して内見、来店予約をとりましょう。良い物件に住めるかは担当する営業マンで大きく左右します。詳しくは別の記事で詳しくご説明いたします。
最近はGoogleマップやストリートビューで、周辺の雰囲気もある程度つかめます。
✔ ワンポイント:物件情報に掲載されている写真が少ない・画質が悪い場合は、現地確認は必須です!
③:内見時のチェックポイント
実際に足を運ぶ内見では、以下の点を重点的に確認しましょう:
- 外観や共用部の清掃状況
- 日当たりや風通し
- 周囲の騒音(車通り・人通り・工事など)
- 壁の厚さ(隣の音が聞こえないか)
- 駅までの実際の距離とルート
また、できれば「昼と夜の両方」で周辺の雰囲気を見ておくと、安心感が違います。
特に女性の場合は、街灯の明るさ・人通りの多さなども重視したいポイントです。
④:申し込み〜入居までの流れ
物件が決まったら、「入居申込書」を提出し、保証会社の審査が通れば契約へ進みます。
申込から入居までは通常1〜2週間前後。
家賃・初期費用を入金し、契約書にサイン 指定日に「鍵渡し」が行われ、入居が可能になります。
ただし、人気物件は埋まるのが早いため、「今住んでいる場所の退去日」から逆算して、早めの行動が大切です。
● 実際に住んでみた感想(リアルな声)
筆者が担当してきたお客さまの多くは、「渋谷に住む便利さを知ってしまうと、なかなか他には戻れない」と話されます。
一方で、「終電後の騒がしさ」や「物価の高さ」など、実際に住んでみて初めて気づく声もあります。
たとえばスーパーやコンビニの価格帯、混雑具合、ゴミ出しルールなど、細かい生活情報は内見や下見のときに見ておくと良いでしょう。
まとめ:渋谷の一人暮らしは「下調べ」がカギ
渋谷での一人暮らしは、通勤・通学や買い物に便利な一方で、家賃や生活コストは高め。その分、利便性・おしゃれな街並み・カルチャーなど、他にはない魅力が詰まっています。
理想の物件に出会うためには、
✅ 条件の整理
✅ 相場チェック
✅ 内見での比較
✅ 余裕のあるスケジューリング
がとても重要です。
少しでもこの記事が、あなたの新生活の第一歩に役立てば嬉しいです!
ご来店ありがとうございました。
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